自分の生き方を考えるための日記

最大の読者が私だということを書き手の私は肝に銘じよ

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2015-01-01から1年間の記事一覧

他者を正しく評価することはそれだけで価値

他者・他者の行為を正しく評価することはそのだけで価値である。 正しく評価するとは、行為者の真意を理解することが主軸で、しかしそれを状況の文脈に照らして適切に評価できることをここでは指す。 正しく評価すること自体には、誰かから評価してもらえる…

ITにおける離散化が強いる概念の離散化

SNSで「フォロワー」「友達」に登録するとき、「彼・彼女は友達なのか」と考える。もしくは、友達なのかどうか深く考えず、知り合った人は「友達」としてしまう。本来、ITが発達していなかった時代は、友達になる以前や、友達なのかはっきりしていない状態で…

概念にリプレイスしてしまう人生

この記事はネタバレを含みます。 魔法少女まどか☆マギカのネタバレを含みます。

量子論と、bumpの「カルマ」

bump of chickenのカルマを聴いていて、歌詞に量子論の言説っぽいフレーズが多いことに気づく。 物質は、小さな粒子が集まってできていると考えられる。我々の体だって、水分子などの分子で構成されており、さらに細かく見れば、原子、もっと細かく見れば電…

自分の定義。他者との境界

最重要な哲学的topicだと私が思うものの一つに、「どのように自分を定義するか」というものがある。 自分の定義は時として曖昧で、例えば鷲田清一氏は、自分のからだの一部だって病気の時などに(自分の思うようにコントロールできないために)自分でないも…

言葉:「車の両輪」が暗に伝えるもの

「車の両輪」とは 二つのうち、どちらを欠いても役に立たないほど密接な関係にあることのたとえ。 (車(クルマノリョウリン)とは - コトバンク) とある。 実は僕が書こうと思っていたことが既に辞書に書いてあり少々つまらないのだが、もっと話を深めるので…

なぜ「美しさ」だけ無条件で価値とされるのか

たとえばWindowsに比べてMacは美しい、みたいなことをいう人があるが、「Macは美しい、だからMacを選んだ」というような論理の運び方がされることが多い。 つまり、美しいから、なぜそれが価値なのか、ということには踏み込まれず、美しいということはすなわ…

今ニコ動でやってる終物語第一話

こんにちは。終物語、面白いです。もしも、まだ見てない人がいたら、(終物語 第1話 ‐ ニコニコ動画:GINZA)を見ましょう。 原作を見てないし、なんとなく予想したことなのだが、 忍野扇ちゃんについて ・非常にわざとらしい、話の(思考の)誘導 ・迷宮(扉…

新しいドラえもんのアニメを見て

新しいドラえもんというのはもちろん、大山のぶ代さんから水田わさびさんにドラえもんの声が変わってからの、アニメドラえもんのことで、声が変わると同時にアニメ制作の方針までも変化したわけだが、どこがどう変わったか、思ったことを書いていこうと思う…