自分の生き方を考えるための日記

最大の読者が私だということを書き手の私は肝に銘じよ

日記を書こう

日記といえば、小学校の時に強制的に書かされたという経験からあまり良いイメージがない人が多いかもしれないが、これが自由な人生を歩む上に置いて、結構大事なのである。

自分のことは自分がよくわかっていると思いがちだが案外わかってないんだよ、というのはよく言われることである。自分にとっては、自分らしいところがあまりに当たり前になってしまっていて、他人から見て自分がどう見えるのかなかなか分からないものである。

そこで日記が役に立つ。

日記が役に立つ理由の一つは、日記を書くことで、自分の(性格や行動の)特徴を長期的に分析できるようになるからである。さらに、当時の自分の立場から少し離れた位置から、より客観的に分析できるからである。自分の性格や行動の特徴の中にも、長期的に見て初めて見えてくるものがあるだろう。性格だけじゃなくても、例えば自分は激しい運動をしてご飯を食べずに寝ると翌日お腹を壊すんだ、ということが、過去の日記の分析からわかる。それが一度しかなければ、偶然かもしれないので、なぜお腹を壊したのか分析するのは難しい。しかし統計を取れば、原因が何なのかわかる。そのデータをとるための日記である。統計学的な考え方をご存知の方なら、言っていることがよくわかるだろう。

もう一つの理由は、日記を書くことで、今の自分の考えや感情を<セーブ>し、新しい自分に変わるための準備としてバックアップをとれるからである。ゲームでも、今からボスに挑戦するなどのタイミングでセーブをしてから挑むが、それはひとえに、もし仮に失敗してもその場に戻ってこれるからである。自分が変わりたい、と思った時だけでなく、普段生きていれば相当自分の行動に制限をかけない限り自分というものは変わっていくのだから、自由に生きていくためには、自分が変わっていくことをなんとか受け入れなければならない*1。そこで、日記を書くのである。自分が変わっていく中で、もし「以前の自分に戻りたい」と思ったとしたら、日記を読み返せば良いということになる。

しかし、日記なんて所詮言葉なのだから、自分が変わった後に読み返したところで、元の自分に戻れるのかという疑問が湧く。もちろん、あまりに年数が経っていれば戻れない可能性は高い。さらに、以前の自分と全く同じ自分に戻ることは、難しいのは当然である。しかし、自分が変わったと言っても、同じ自分だから、体の中に以前の自分の感覚が染み付いているはずである。以前の自分でなくなったと言っても、新しい自分になっていたから思い出せないだけで、思い出すきっかけがあれば、ある程度は思い出せると思われる。(言葉で思い出せる自信がないなら、動画を撮っておくのも良いかもしれない。)

それに、もし思い出せなかったとしても、前の自分に戻れなかったとしても、別に前の自分に戻る必要はないのである。変わりたいと思っている時は、今の自分に価値を感じているから変わりたくないわけで、日記を書くことで、変わるための勇気を得ること自体がポイントなのである。もし、以前の自分に戻れなくなったなら、それは以前の自分に戻る必要がないからであると思えば良い。後からすれば、以前の自分の価値などわからない。以前の自分が変わりたいと思って変わったのだからその自分の延長にあると思えば良いかもしれない。それだけ、勇気を持って自分を変え、変わり始めたらなるべく最大限の、自分が良く変わるために必要な行動をとるべきということである。

以上の2つの理由からもわかるが、日記は長期的であればあるほど効果を発揮する。*2今すぐ日記を書き始めよう。*3

 

追記(1/10)*4:日記にはその時の記憶(考え、思い、感情)をバックアップする機能があると書いたが、その時の自分の考えを客観的に理解できていることはあまり多くない。その時の考えの一部、認識できたものだけでも日記に書いておくことが、後から思い出すための手がかりになるということを上で書いたのだが、それに加えて、自分が変わる瞬間に、何を変えた「つもり」なのかを書き留めておくことが、バックアップになる。変わる前の状態だけでなく、どういう状態からどういう状態へと変わろうとしたのかを書き留めておくことの方が、よりバックアップとしての役割を果たしやすいと思われる。

 

*1:必ずしもそうではないかもしれないが、ここでは強い言い方をした

*2:1つ目の理由は、統計だと考えれば、データが多いほど信頼できるのは明らかであろう。2つ目も、記憶のバックアップと日記を見なしていることから考えれば、思い出すための手がかりなのだから、手がかりが多いほど価値があることは明らかであろう。

*3:ブログでも良いと思う

*4:スターありがとうございます。金平糖のように美味しいです。