自分の生き方を考えるための日記

最大の読者が私だということを書き手の私は肝に銘じよ

メッセージはメタ的に伝わりうる

人としゃべってると、メッセージがメタ的にだけ伝わってしまうタイプの人がいることに気付いた。*1

例えば俺が「夏祭り俺と行かない?」と聞いた場合。

多分僕と行くのは相手に拒否されるんだけれども、「夏祭りには誰かと一緒に行くもんだ」というメタ的なメッセージ*2が相手に伝わることがある。彼女は別の誰かと夏祭りに行くことになるのだ。

この例はちょっと雑すぎるので、それぞれ納得がいくような例を実体験から見つけてほしいのだが、例えばある先生が授業で色々教えているときに、自分のカリスマ性や、教え方のうまさをアピールしたいなんて思っていたり、自分の能力を再確認することに喜びを感じながら授業をしていたりすると、生徒には授業内容よりも、教え方のうまさのアピールそのものとして見えてしまうことがあるだろう。その場合、本来伝えるべき授業内容はかなり伝わりづらくなってしまう。

また別の例だが、ある人が「Aだ」と言った時、それに対して別の人が「いやAでない」と反論した場合を考えると、この人は結局、「AかAでないか」という枠に捉えられてしまっているように思える。

これを悪用するのは可能だろうけれども、それは難しいように思う。

というのも、なぜメタ的にメッセージが伝わるのか、上の例を参考にするなどして考えてみると、「相手の本心はどこにあるのか(どの次元にあるのか)」を聞き手側が見極めようとする結果、このようなメッセージがメタ的に伝わってしまう現象が起きているように思われるからである。

しかしこの現象にはやはり、伝える側が本来伝えたいメッセージが伝わらなくなる以上、問題があると言えるだろう。

二つ目の例だと、教師はメッセージがメタ的に伝わってしまうことを意識し、例えば自分の教え方がうまいとかどうとか確認する作業を授業の際には放棄するようにするなどして、生徒に正しくメッセージが伝わるように努めるべきである。

三つ目の例だと、メッセージの受け手側は、おそらく相手に反論しようという意思が働いてしまっているがために、前のめりになってしまっているのだろう。相手の意見に惑わされず、議論の対象を冷静に考え直す必要がある。

「メッセージはメタ的に伝わりうる」ことを意識してコミュニケーションするだけでも、正しくメッセージが伝わりやすくなるだろう。

*1:そういう人以外でも、かなりの確率でメッセージはメタ的にも伝わっていると思う。

*2:メタ的なメッセージは相手に伝えようと意図したものではないかもしれないから「メッセージ」と呼ぶのは間違いかもしれないが