自己と甘えと、他者への頼り方

いま『「甘え」の構造(土居健郎)』を読んでいる。甘えについて彼なりの理解が書かれており、大筋としては同意できる内容である。そもそも「甘え」の観点に気づいたこと自体が素晴らしいのは作者(土居氏)も自覚している通りで、その喜びが書かれた本であり、(僕の読解能力からすれば)少々読みにくい本だなあと思いつ…