自分の生き方を考えるための日記

最大の読者が私だということを書き手の私は肝に銘じよ

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解釈

情報の壁が取り払われつつあるネット上で、議論の場の住み分けが難しくなっている問題

インターネットは今までの情報の壁を取り払い、多くの人々に「つながる場」を提供し、様々な情報にアクセスできる権利を与えた。このように多くの場合において情報化は良いものとして捉えられる一方、情報が氾濫してしまい、人々は情報を取捨選択することを…

「批判的思考」が教育現場で教えられる現代で、他者を批判して思考停止する人々を大量に生み出しているジレンマ

タイトルでほとんど書いていますが 最近の投稿に引き続いて、同じようなテーマで書きます。 nk.hatenadiary.jp nk.hatenadiary.jp 批判的思考・批判的に読むということは、非常に大事なことである。 その理由はときに、「騙されないため」などと教えられる。…

社会の中で幸せになりたいなら統計学を信じて広い世界へ飛び込めば良い

タイトルの通りです。 みなさん、自分が幸せになりたいと思っていると思いますし、他人を幸せにしたいとも思っていると思います。 どちらも全然違う難しさがあります。 自分が幸せになるのはすごく簡単で、すごく難しいです。 幸せのハードルを下げればすご…

幸せの重さは:終物語より

「終物語 上」(もしくはアニメ版終物語の第六話まで)のネタバレを含みうるのでご注意を(読んでない/見てない人は見て欲しい)。

他者を正しく評価することはそれだけで価値

他者・他者の行為を正しく評価することはそのだけで価値である。 正しく評価するとは、行為者の真意を理解することが主軸で、しかしそれを状況の文脈に照らして適切に評価できることをここでは指す。 正しく評価すること自体には、誰かから評価してもらえる…

ITにおける離散化が強いる概念の離散化

SNSで「フォロワー」「友達」に登録するとき、「彼・彼女は友達なのか」と考える。もしくは、友達なのかどうか深く考えず、知り合った人は「友達」としてしまう。本来、ITが発達していなかった時代は、友達になる以前や、友達なのかはっきりしていない状態で…

量子論と、bumpの「カルマ」

bump of chickenのカルマを聴いていて、歌詞に量子論の言説っぽいフレーズが多いことに気づく。 物質は、小さな粒子が集まってできていると考えられる。我々の体だって、水分子などの分子で構成されており、さらに細かく見れば、原子、もっと細かく見れば電…

自分の定義。他者との境界

最重要な哲学的topicだと私が思うものの一つに、「どのように自分を定義するか」というものがある。 自分の定義は時として曖昧で、例えば鷲田清一氏は、自分のからだの一部だって病気の時などに(自分の思うようにコントロールできないために)自分でないも…